性行為でも感染するトリコモナスの症状と治療法
<症状>
男女両方にの生殖器や尿管も感染しますが、症状がでするのは主に女性です。男性の場合は自覚症状はほとんどなく尿道感染症がよく見られます。
女性は黄色いや泡状のいずれも臭いのキツいおりものがでたり、膣の中にかゆみを覚えます。また膣の粘膜が腫れ、発疹がてきていたりするための出血や、外陰部がただれ膣壁に出血がみられることもあり、頻尿や排尿痛をも自覚することがあります。 生殖年齢にある女性の約20%が発症するとされています。
妊娠の感染について…妊娠初期(12週以前)の内服投与で胎児奇形が起きるケースがあるため、治療は膣錠で対処します。
*トリコモナスが胎児へ直接作用し奇形を起こす心配はないのです。しかし妊娠末期の感染では、膣炎が影響して早産に至る場合があるので注意が必要です。
また、分娩時に新生児に垂直感染することもありますが、確立は低く、感染はほとんどが一過性であるため治療の必要はありません。
<検査・治療法>
男性のトリコモナスの検出は困難ですが、陰茎の先から出る分泌物を起床後一番の排尿前に採取し、顕微鏡で検査します。女性の場合は膣の貯留している分泌を顕微鏡で検査します。
女性の治療はメトロニダゾールあるいはチニダゾールを内服しながら同薬剤の膣錠を併用し、約2週間で完治。(メトロニダゾールで95%完治)男性は内服薬の服用で約1週間で完治します。
※メトロニダゾール服用に関する注意点
メトロニダゾールをアルコールと一緒に服用するのはやめましょう。口の中が金属味がしたり、吐き気や白血球数の減少で女性の場合、腟カンジダ症にかかりやすくなります。
キケンな自己診断!
注意として、トリコモナス症は性行為で容易に感染してしまうため、パートナーとの間で病気が行き来し連続感染をすることがあります。
自己診断で治療を中止したりせず、パートナーにも内服してもらい一緒に治療することが望ましいです。